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国際原子力機関 IAEA - 日本の核技術や安全保障

※記事を公開したのは2010年7月28日ですが、
内容そのものは記事の日付当時に記述したものです。

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2010年度5月、世間では基地移設問題について議論が交わされています。

沖縄県内移設をするのか、しないのか。
沖縄県外移設をするのか、しないのか。
日本国内移設をするのか、しないのか。
日本国外移設をするのか、しないのか。
移設に伴って変化する東アジアの軍事バランスはどうするのか。
日本は日米同盟を解消し、新たな条約を結ぶのか。
日本は自主独立するのか、しないのか。

日本国民が国防について考えるきっかけともなりつつある「普天間基地移設」が
「問題」として注目されるようになっています。アメリカや中国といった大国に
挟まれた日本の「さじ加減」で、この地域への世界の対応が変化します。
経済成長を続ける中国に対する諸外国の主張やイスラム系の地域とアメリカの関
係性など、繊細なバランスの上に世界が成り立っています。


関連@原発に関する記事一覧(当サイト内)
このブログでも原発に関する動向を記録しつつ、いくつかの資料を参照してきました。


今回は、原発とIAEA(国際原子力機関)に関して、資料から読み取れる実態を紹介します。

関連@核兵器への転用を防ぐ保障措置(文部科学省、PDF)

資料内P.63


 あまり知られていませんが、実は世界で最もIAEAの査察が入って
いるのは、イランでも北朝鮮でもシリアでもなく、日本
なのです。
世界の約3割の査察が日本で行われています。世界的に見ると、日本
は非核兵器国の中で、最も大規模な原子力平和利用活動を行っており、
世界からは厳しく監視されているのです。

先の世界大戦で大国であるアメリカに真っ向から突っ込み、報復として原爆を2発も落とされている
わけですから、それはアメリカにしてみれば日本なんか信用に値しません。現時点の日本が他国に攻
撃することは日本国民の誰もが考えていないでしょうし、仕組み的にもできません。例え攻撃したと
しても、経済封鎖をされてしまえば外国から資源を大量輸入し、工業製品を輸出している日本の経済
は成り立たなくなるので不可能です。しかし、しかし、先の世界大戦も勝てるわけがないと言われな
がらも神風特攻隊によって先人の命が奪われたくらいですから、今でもアメリカを含む国際社会に信
用されないのです。我々自身が「大丈夫」と思っていても、ふと気がつけば全体が画一的な動きをし
てしまうのが日本です。「問題」の先を見据えて、多面的に考察し多種多様な意見や主張を包容する
社会の雰囲気が形成されなければ、いつまでも危険な国「日本」のままです。もっとも、これを強み
にしてしまうのが手っ取り早いという考え方もあります。「良くわからないけど、日本は強い国」と
定着してしまえば、それはそれで有利に働くものです。

国防・原発・エネルギー・技術、こうした日常生活に密着した数々の「問題」は連鎖を広げるだけで
とても興味深いものになります。身近な問題や国内の問題を乗り越えなければ、世界の紛争や問題に
介入することは難しいのかな。わからない、やる気の問題か。

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