今回は、遊びつつ時の話題を追ってみようと思い、群馬県浅間山の北東に位置する川原湯温泉(Googleマップ)
に行ってみました。ここは、ダム事業で2015年くらいに水没すると言われている温泉集落です。
ほとんどの撮影地域と風景も湖底に沈む予定です。
関連@八ッ場ダム - Wikipedia
関連@八ッ場ダムの役割について(国土交通省)
関連@首都圏のみずあまり 八ッ場(やんば)ダムを考える会
関連@やがて悲しき八ッ場ダム。 - 缶 詰 に し ん
関連@着工間近の八ッ場ダム本体予定地を行く-JanJanニュース

全体を見渡せる「県道林・東吾妻線2号橋上部 工事現場」から台風の影響で増水している吾妻川と
八ッ場ダムの湖底に沈む風景を撮影した動画です。橋桁の高さが湖の深さを表しています。

吾妻渓谷(吾妻峡)の入り口です。以下数枚は、この橋から撮影した写真です。


同様に橋から下流川を眺めた写真です。
予備知識を持たないで行きましたが、この堰がダムの仮排水トンネルになるとか。

「県道林・東吾妻線2号橋上部 工事現場」からの写真です。
9月以降テレビで流される映像と比較すると、水量が極めて多いです。

さらに上流です。厚さ2.5mくらい(目測)の護岸と川の深さが印象的です。
この辺が、ダムに上部の河川流入部分だと思います。
この付近の全体のお墓が上流に移転されたのか、なんとも不気味であったがピカピカの墓石が立ち
並ぶ一角があったのが非常に印象的でした。
治水・利水事業の必要性は当然あげられますが、一方で投入される金額と使われ方も監査されるべ
き対象となります。お金を払う対価として水を得るだけではなく、水源のことも考えつつ一地域の
問題を全体で共有し、解決できるよう人々自信の関心も高めていかないといけません。
そして旅の直前に見たページの文章を引用します。
群馬県吾妻郡長野原町、吾妻渓谷「渓ばたの温泉」川原湯温泉へようこそ
09/8/8 (土)
吾妻地域にはここ数日の間、安定しない天気になっています。
こちらへお出掛けの皆さん、運転などにはご注意を!
さて、昨日は所用の為に書き込みが出来なかったのですが、投稿分を頂戴したので今日はこれを掲載して
終わりにしたいと思います。By F@T.mark
『我々は進む』
私は宿屋の亭主です。
川原湯温泉の観光協会員でもある私は、毎日毎日眠れない夜を過ごしています。
観光協会長もした私ですが、八ッ場ダム事業の対策に会議、会議と追われる日々。
とうとう我が家も再建することに決めて、一生懸命のその中で今回の衆議院選挙。
民主党などの野党がこぞって『ダムは中止』だと言っているが、ダム有りきで生活再建対策をやってきた
私達や既に移転地へ引っ越した住民を差し置いて、彼ら野党議員の主張は私には判らない。我々はいつま
で政争の具とされるのだろうか?
民主党はこれ等住民を苦しめてでも与党の座が取りたいのだろうか?
だから愚痴が出る・・・“俺たちだって国民だぞ”と。
なにしろこの50数年間の苦悩から、一時でもいいから解き放たれて新しい土地で生活の再建をしたいと
思っている。
そんな私達は「票集めの材料」に使われていることに強い憤りを感じている。
8月30日を前にして野党陣営から「ムダな公共事業」と言われている八ッ場ダム。
その渦中では粛々と自分達の生活再建を前に進める事だけを考えている住民がここに居る。
「八ッ場ダムを考える会」って言うのがあったよね~
その人たちと根本的に違うのは、我々は今のこの瞬間を生きているのだから。
彼らは理想論で言っている
けど、我々は今を、そして将来を生きることを考えているんだよ。
2009・8・8
前観光協会長 樋田洋二
さて、まったく異なった場所に住む私として彼らの生活の苦労は計り知れませんが、行く前に目に
留まってしまったので気になります。文章の中から読み取れる「ダム事業そのものが既成事実化し、
自分に直接的関係のある問題改善のみを要求する」という、この利害調整のあり方が問題の本質を
無視して次から次へと新たな問題を生み出しているような気がしてなりません。しかし、住民の方
はそれなりの紆余曲折があったようで複雑な心境だろうと思います…。
行政側が何度も計画を変更しているようです。
八ッ場(やんば)あしたの会、八ッ場ダムを考える会 - ニュース
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八ッ場ダム訴訟の原告は189人を数えるが、予定地で生まれ育った住民はいない。むしろ、地元住民は
訴訟に複雑な思いを抱いている。
「おれまで反対派だと思われる、迷惑だ!」
前橋訴訟の一環で裁判官3人が現地を視察した11月4日、JR川原湯温泉駅前。水没予定地で食堂を営む
男性(54)は、建設反対の横断幕を広げていた原告側の支援者らに抗議した。
男性は目を潤ませながら心情を語る。「受け入れで地元はやっと一致しつつある。移住を望みはしないが、
移住と引き換えに受け取る補償費がなければ生活の再建はままならない。地元が苦しみ続けて出した結論に
水を差してほしくなかった・・・・」
やはり、問題を現地に関係する人だけに押し付ける構造は改善の余地があります。
とりあえずは、自発的に興味を持つことが重要かなと思います。あとは政権が変わ
るたびに否定される事業や政策は、無駄である可能性が高いと思います。
関連@品木(しなき)ダムに関する記事一覧(当サイト内)
八ッ場ダムの上流に位置する特殊なダムです。
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20090831追記
asahi.com(朝日新聞社):民主が中止公約の2ダム、国交省が予算要求へ - 政治
八ツ場ダムの入札延期へ 民主政権獲得で国交省方針/政治/社会総合/デイリースポーツonline
「八ッ場ダムは無駄遣い」 : 群馬 : 地域 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
【09衆院選】群馬・八ツ場ダムの代わりに公共施設? 鳩山氏 - MSN産経ニュース
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鳩山氏は「最初は反対していた住民の方々が賛成に回った経緯も理解している。これからの暮らしに困らない対策を講じることは当然だ」と強調した。ダム建設に関しては「人口が減っていく中、利水や治水の目的に意味を見いだせない」と述べ、中止すべきだとの考えを重ねて示した。
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20090904追記
http://www.ktr.mlit.go.jp/yanba/kisya/h21/20090422.pdf
1、笑止、大マスコミの八ッ場ダム中止バッシング 青山貞一
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ダムがつくられる場所の地形、地質などの科学的妥当性、日本有数の景勝地における
自然環境の破壊、景観破壊問題、さらに現在群馬、栃木、茨城、千葉、埼玉、東京の6
自治体住民から出されている訴訟(住民訴訟)、事業の進め方における情報の公開、環
境アセスメントなどの正当性など、数多くの多くの問題がある。
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2、構想から半世紀の無目的ダム
3、官僚主導土建国家の象徴
4、八ッ場ダム④ 進む関連工事と破壊
5、八ッ場ダム⑤ 進む関連工事と破壊される歴史文化
// やんば 吾妻川 あがつま 八つ橋ダム 八ツ場ダム




