三菱重工|アイスランドから地熱発電設備5基、22.5万kWを一括受注
〜
アイスランドは、地殻がユーラシアプレートと北米プレートに分岐する“地球の割れ目”に
位置しており、火山が多く地熱の利用に適している。電力源の約8割は水力発電で、それ以外は
ほとんどが地熱発電。石炭や石油などの化石燃料を使う発電はわずかで、クリーンエネルギーで
ほぼすべての電力を賄っている。
〜
諸事情により、地熱発電の整備が出遅れている日本に対して、国をあげて再生可能なエネルギー開発に
力を入れているアイスランドについて調べてみました。人口は40万人ほどの規模の小さい国ですが、豊
富な地熱を利用した発電で周辺のヨーロッパ国より安い(1/3くらい)電力を生産しているようです。
それにより、電力を大量消費するアルミの製造工場などを呼び込んでいるとのこと。さて、そんな地熱
発電に力を入れているアイスランドの設備が気になるところです。
最初に引用したように、アイスランドの地熱発電のシステムを供給しているのが日本の企業です。国内
で得られる実験データが限られる中、他国の場所を利用して地道に開発は進んでいるようです。いざ、
日本が地熱発電を重視する政策をとれば、すぐに活用できるノウハウを持っていることでしょう。
関連@分散型エネルギー社会を目指して: 自然エネルギー発電の基準価格[2008/07]
2008年7月の石油火力発電燃料代(1kWhあたり)は 21.55円でした。
また、同月の欧州市場における二酸化炭素排出量取引価格は 2.93円でした。したがって、自然エネルギー発電の基準価格は 24.48円になります。
〜
火力発電は水力発電や原発と違い、大量のコンクリートを使わないシンプルな設備なので、作業過程で
複数の業者が入り込めない構造が現状の低い普及度に繋がっているのでしょう。50基ほどある運転中の
炉の維持管理も縮小する若者人口に大きな負担となります。新たに導入されるであろう自然エネルギー
による低コストな発電が更に実用化すると、原発はゴミ化するかもしれません。
---
080820追記
Google.org、地熱利用のグリーンエネルギー開発に1000万ドル投資 - ITmedia News
強化地熱システム(EGS:Enhanced Geothermal Systems)を採用するとか。
〜
EGSは従来の地熱発電技術のように自然発生した天然の高温水蒸気を
利用するのではなく、地下4000メートル近くにある高温岩石を破砕する
ことで同様の状態を人工的に作り出し、このシステムで発生させた水蒸
気で発電する。
〜
---
080919追記
三菱 i MiEV …アイスランドでの実証走行試験に三菱グループも協力 | Response.