今年も「野菜・果物券」発行へ/藤沢(カナロコ)
藤沢市の湘南中央青果商業協同組合(福原正和理事長、加盟約百七十店)が十五日から同市内を中心に鎌倉、
茅ケ崎市などで「野菜・果物券」を売り出す。地場産業のキャベツ、トマト、ホウレンソウなど湘南野菜の
地域内流通の促進が目的。ほかに青果店の売り上げ増も狙っている。
使用期間は十月一日から来年一月三十一日まで。券の取扱加盟店にはPR用のポスターを張り出す。
昨年は二万四千枚を完売した。今回は三万枚を発行、額面五百円を四百五十円で売る。協力店は今回約百店舗を
見込んでいる。
同商業協組は藤沢市中央卸市場(同市稲荷)内にある青果小売商の団体。券の発行で再建途上にある中央卸市場の
活性化も図りたいという。
市の市場管理課によると、卸市場の取扱量は年々減少。二〇〇一年度には年間約四万二千トンあったが、
〇四年度には三万三千トンに落ち込んだ。合併などで大型化した農協が出荷のかなりを東京、横浜など大都市の
市場に振り向けたことなどが理由とみられる。
券の利用として、同協同組は「冠婚葬祭の時の返礼」「レクリエーションなどの賞品」「各種事業の謝礼品」
などを想定している。